税理士事務所を開業して参考になった書籍とは？

今回は、税理士事務所を開業した際に役に立った経営の勉強についてお伝えします。

税理士事務所を開業した際に考える経営は、組織マネジメントやリーダーシップなどの大企業的な経営学ではなく、とにかく売上増加をするめの実践的な営業やマーケティングです。

私は人脈営業やセミナー営業ではなく、当コラム運営の一般社団法人中小企業税務経営研究協会代表理事の藏田先生方式のWEB集客をメインに営業しています。

そのWEB集客を行う前後で、マーケティングについて学んだ書籍で、特に参考になったものを挙げさせていただきます。

• 『非常識な成功法則』　神田昌典
• 『成功者の告白』　神田昌典
• 『図解非常識に儲ける人々が実践する成功ノート』　神田昌典
• 『あなたの会社が90日で儲かる！』　神田昌典
• 『インターネットマーケティング最強の戦略』　小川忠洋
• 『マーケティングの仕組み』　小川忠洋
• 『行列のできる税理士事務所の作り方』　藏田陽一
• 『税理士事務所7つの経営戦略』　山下健一

藏田先生の影響からか、神田昌典先生の書籍が多いです（笑）神田先生の本では税理士事務所など小規模な事業をスタートする際の実践マーケティングとして非常に参考になる部分があります。

特にゼロから税理士事務所を開業する場合、軌道に乗るまでは気力が必要ですので、神田先生の成功法則的な話はモチベーションを上げる意味でも良かったです。

また、ダイレクト出版の小川忠洋社長の書籍も、実践マーケティングの基本を知るうえでとても参考になりました。ダイレクト出版はマーケティングのオンライン講座や教材を販売しているため、興味のあるテーマを受講してみるのも良いかもしれません。

藏田先生の『行列のできる税理士事務所の作り方』は税理士事務所開業当初、何度も読み返していました。お客さんの増やし方について明確なイメージがわいてきましたし、事務所の方向性を考えるうえで非常に参考になりました。

その他税理士事務所開業系の本は古本でも探して10冊ぐらい読みました。

『税理士事務所7つの経営戦略』という本は、税理士事務所のビジネスモデルを7つに分けて、（①付加価値型、②低価格型、③一人所長型、④二代目所長型、⑤業種特化型、⑥業務特化型、⑦地域密着型）それぞれのビジネスモデルで成功している事務所へのインタビューが載っており、自分はどのビジネスモデルが合っているのか考えるうえで勉強になりました。（この本には当コラム運営の一般社団法人中小企業税務経営研究協会代表理事の藏田先生、理事の大野先生、会員の伊東先生のインタビューが載っていました。）

この時に、成長している事務所の共通点が、「自分自身が充実感を感じやすいポイントと、市場のニーズが重なり合う部分を見つけられている」ことにあることがわかりました。

個人的な見解になりますが、まずは上記に挙げた書籍を読んで漠然とでも税理士事務所を開業して軌道に乗せていくイメージを持ったうえで、後は行動に移しながら、うまくいかなかったときに学び直してやり方を修正していく方法が良いと考えています。

行き詰まりを感じたときには、藏田先生や大野先生のように多くの税理士事務所の成功事例とノウハウ持っている方に相談するのが一番の近道だと思います！

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