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現役税理士が語る!税理士の仕事は本当に人工知能に奪われるのか?!

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書いた人: 大野 晃
2018.07.17

一般社団法人中小企業税務経営研究協会理事の大野晃です!

今回は

現役税理士が語る!税理士の仕事は本当に人工知能に奪われるのか?!

と少し過激なタイトルではありますがITA大野税理士事務所の取り組みベースで現実に即した形で書きましたのでご興味ある方は見てみてください。

英オックスフォード大学で人工知能などを研究している、マイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文でAIの進化により

10年後に消える仕事として挙げた702の仕事の中に税務申告書代行者、簿記会計監査の事務員と掲げられています。

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では!!

税理士の仕事は人工知能に奪われるのか?!

と言う事ですが全ての仕事が奪われることは私はないと思っています。

税理士の仕事で人工知能に仕事が奪われるであろう領域として考えられるものはと言うと「作業領域」です。

税理士の仕事で人工知能に仕事が奪われる作業領域とは!?

具体的にどのような作業領域かと言うと定型的な取引の会計入力作業領域です。

この領域は人間ではスピードと正確性で現在も!?もう勝てなくなってきているのかなと私は思っています。

現在も!?

そう税理士事務所の人工知能時代は実はもう始まっているのです。

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具体的に言うとデジタルデータを活用した記帳自動化面は

「クラウド会計」

アナログデータの記帳自動化面では、

「STREAMED」

この二つを活用すれば定型的な取引の会計入力作業領域は人間が会計入力しなくてよくなります。

では具体的にどのように自動化されているかと言うと飲食店開業支援専門支援専門税理士ですので飲食店の顧問先を想定した場合

【クラウド会計領域】※私の会計事務所はMFクラウド会計を使用しています

・売上面→クラウドレジ エアレジ スマレジ クラウド請求書

・経費面→ネットバンク クレジットカード

本当はクラウド給与をここで連動させればベストだと思いますが、コスト面の障壁から当事務所は使用できていません。

支払いをネットバンクやクレジットカード・電子マネーで完結することが出来ればクラウド会計領域のみで作業領域は完結されるでしょう。

しかししかし、現実はまだまだキャッシュレス社会にはなっていない状況です。

【アナログ自動データ入力領域であるストリームド】

飲食店の支払い、コンビニや駅の売店などを見ていたら、まだまだ現金支払いが多いのが想像つくと思います・・・

もっといえばネットバンク導入についても、特に法人についてはメガバンクや信用金庫などはネットバンク手数料が高いため、導入に踏み切れていない企業もたくさんあるみたいです。

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住信SBIや楽天銀行ならネットバンク手数料が無料かつ手数料が安価で導入障壁は低いですが、どうしても取引先、債権者などの利害関係者の関係でメガバンクや信用金庫などでの通帳開設を避けられないケースが多いです。

そうなると

まだまだ、紙の通帳・領収書の束は会計事務所に存在している状況ですよね!

これらのアナログデータをクラウド会計上で手入力するのはとても手間でした・・・

なにしろネット上の空間で仕訳入力作業をするので・・・

このアナログデータである領収書や通帳をスキャンして翌営業日までに仕訳が完成するのが「STREAMED」です。

詳しい内容はストリームドさんのサイトで閲覧してみてください。

>> 会計事務所のためのロボット記帳「STREAMED」 

 

そして実際に体感してみれば、人工知能はここまでできるのか!!!と凄く驚くと思います!

今後も税理士業界が盛り上がるように活動していきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人
大野 晃
大野 晃

一般社団法人中小企業税務経営研究協会 理事

ITA大野税理士事務所 税理士
株式会社CHANGE 代表取締役社長
レッドスターコンサルティング株式会社 代表取締役社長

保険サービスシステム株式会社 税理士向けインタビュアーとして、今まで30人以上の優れた税理士に突撃インタビュー。

飲食専門というニッチな分野に特化し、顧問を継続的に獲得し続ける税理士事務所のモデルを確立。単なる飲食業特化ではなく、業界初の「開業融資特化」で、1年で200件引き合い顧問契約40件獲得を実現。

船井総合研究所の会計事務所の表彰で、ITA大野税理士事務所が「2015年 会計事務所最優秀賞」を受賞する。

注目の若手税理士として、税理士向けセミナーの講師やメディアへの出演も多数。

著書に、「繁盛する飲食店が必ずやっている開業資金の調達方法」(秀和システム)、「税理士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」(秀和システム)がある。

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