税理士開業!所長税理士は顧問先の面談に立ち会うべきか?!
一般社団法人中小企業税務経営研究協会 代表理事 税理士 藏田陽一です。
今回は
税理士開業!所長税理士は顧問先の面談に立ち会うべきか?!
をお伝えいたします。
少し昔の動画(注:タイトルの後で音が出ます)ですが、
の1時間49分20秒から、ブルーオーシャン戦略について解説しておりますので、よろしければ、こちらもご覧ください。
増やすは
・所長税理士の面談回数を考えました。
たとえ年間顧問料が13万円、18万円のお客様でも、全部ではないですが、決算の報告に私も出ています。
「所長さんとはこの数年会ってません」というイヤミを勤務時代にはよく言われましたが、弊所はそのようなことはありません。
付け加えるは
・業種を絞り込むことによるサービスアップ、です。
来所型にしていることで、飲食美容などの店舗型のお客様は、あまり来所出来ないので、必然的に少なくなります。
弊所は渋谷という土地柄、IT関係やネットビジネスやコンサルタントの方などが多いです。
そのため、これらの業種の会計は詳しいですし、新設法人をたくさんやってますので、創業融資にも詳しいです。
・また、社長さんの手間のかからないサービス、という発想もしました。
売上を上げるのに必死な状態の企業では、税理士事務所との打ち合わせや、会計入力の時間は省きたいと思います。
そのため、社長さんが夜中にメールで質問をしておけば、翌日午前中には弊所より返信があり、解決します。
この部分は非常に喜ばれているようです。
ただ、このときにお客様の質問に関する情報が足りなくても、複数の場合分けを豊富な経験から判断して、
「Aの場合はこうなります。Bの場合はこうなります。」
と返信をするのが大事です。
「この意味はAですか?Bですか?」
などと、メールの回数が増えると、お客様の負担となり、満足度が下がります。
また、会計入力の資料収集も工夫をしていて、
「とにかく年度だけ領収書を分けて保管してください。月ごととか、経費の内容ごとに分けなくてもいいです(やりたいならやってもいいです。と言ってます。)。あとは通帳を送ってください。あとで追加で売掛資料など指示します。」
というやり方です。
下手に整理されたり、スクラップブックに資料を貼られると、大変なので、このようなやり方にしています。
社長は売上で精一杯ですので、どうせロクな現金出納帳や資料のエクセルを作れません。
ましてや毎月エクセルなど作るわけはないので、エクセルを待つよりも、ぐちゃぐちゃでも領収書を早目にもらったほうがよいと考えています。
このようなやり方にすると、社長の手間は減って楽ですし、我々としても、いつまでも来ない資料を待つよりも、大した量ではないので、多少ぐちゃぐちゃでも手元に来て進む方がよっぽどマシ!です。
結果、満足度はあがり、会計事務所の作業は進んで残業はなくなる、ということになります。
今後も税理士業界が盛り上がるように活動していきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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