税理士事務所の顧問先は得意な業種にするべきか？！

一般社団法人中小企業税務経営研究協会　代表理事　税理士　藏田陽一です。

今回は

「税理士事務所の顧問先は得意な業種にするべきか？！」

をお伝えいたします。

自分の好きで得意でやりたい業種の顧問を選ぶべきです！

そうすれば楽しく仕事ができて、しかも得意なので、効率よく儲かる

そもそも

「どのような業種・仕事が自分に合うか」

ということが分かりませんので、

とりあえずは事務所にある仕事で、自分に回ってくるものをバンバンこなすしかありません。

ただ、バンバンこなしてしばらくたつと、

「この業界は好きで得意」ですとか「この業界はキライ」

という感情をいだくと思います。

昭和の高度成長期でしたら、

「仕事は大変でキライなことでも我慢してやるものだ！」

ですとか、

「楽しかったらそれは遊びで金を払う方だ！」

ということをよく言われたのですが、昭和５０年生まれの私ですら、

『キライなことは、激しくやる気しません』

立場上しかたなくやる時はありますが、そのストレスの激しさと、仕事スピードの遅さと、クオリティの低さはなかなかのものです（爆）。

投資しすぎて食えてない開業２年くらいはこういうキライな仕事も、やる気とかストレスとか感じるヒマと言うか余裕もなく、まあまあのスピードとクオリティで出来ていましたが、好きで得意な仕事で手一杯で、食べるのに困ってない今はこんな状態です（笑）。

そういう意味では、昭和がはるか昔の現在は「あまり食えていけない」はあったとしても、「飢え死にする」ということはほとんどないので、経営者も社員さんもキライなことをしっかりとやる気合はないようです。

時代は変わりました。

『経営者も社員も好きで得意でやりたいことをやるべきです』

そうしなければ、経営も売上も利益も採用も組織マネジメントもうまくいきません。

逆にやりたいことをやれば、やりたいことですから、楽しく、クオリティ高く、スピーディーにできますので、経営も売上も利益も採用も組織マネジメントもうまくいきます。

そのためにも、

『好きな仕事を選べるほどの状態になる』

ということがとても大事だと思います。

今後も税理士業界が盛り上がるように活動していきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。