開業したばかりの会計事務所でも検索上位を狙える！閲覧数アップにつながる「SEO対策」を徹底解説

会計事務所のホームページを作成し、いざ公開。しかし、ただ公開しただけでは、誰も見てはくれません。検索にヒットさせるためには、検索エンジンの仕組みを理解し、対策を取ることが重要です。

数ある対策のなかでも、もっとも手軽に始められるのが、SEO対策。内的SEOと外的SEOの2つに大別されます。内的SEOは、HTMLソースなどサイト内部をチューニングする施策のことです。税理士の先生も必見の「重要なHTMLタグ」を4つご紹介します。

1.会計事務所を開業したばかりでも、検索上位を狙える”SEO”の仕組みとは？

検索に使う、GoogleやYahoo!。これらはロボット型検索エンジンと呼ばれ、web上の情報を「クローラー」というプログラムで自動的に収集しています。収集されたデータはデータベースに登録され、私たち（クライアント）が検索すると、検索結果として表示します。

つまり、クローラーにサイトをクロール（情報収集）・インデックス（データベース登録）してもらうと、検索結果の上位に表示されやすくなるのです。

2. これだけは抑えたい！会計事務所のSEO対策に必須のHTMLタグ4選

1. タイトルタグ　<title> </title>

タイトルタグは、内的SEOにおいて重要な要素の1つです。ページタイトルは、サイトタイトルを含むように設定することで、サイト全体の関連性を強化することができます。また、重要なワードはできるだけ最初に配置し、全角30字前後で設定します。キーワードの詰め込みすぎには、要注意です。

（よくない例）<title>サービス内容</title>

（いい例　①）<title>京都の若手女性税理士 | ●●会計事務所</title>

（いい例　②）<title>お問い合わせフォーム | ●●会計事務所</title>

2. Metaタグ

Metaタグの役割は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに、ホームページの詳細を伝えること。”meta description”や”meta keywords”があります。

・meta description

検索エンジンで検索すると、検索結果の一覧が表示されます。各サイトタイトルの下には、URLと120字程度の説明文が記載されています。descriptionの文章は、この説明文として利用され、ユーザーがページを選ぶ際の参考になる重要な文章です。サイトページの内容を、ユーザー目線でわかりやすくまとめましょう。

<meta name=“description” content=”全角120文字前後のサイト説明文”/>

・meta keywords

そのページのテーマを表すキーワードです。「消費税」「法人税」「接待交際費」など、カンマを使って複数のキーワードを設定することもできます。タイトルタグ同様、詰め込みすぎに注意です。3?5語で設定しましょう。

<meta name=“keywords” content=“キーワード1,キーワード2,キーワード3”/>

3. 見出しタグ　<h*> </h*>

1ページの情報量が多い場合は、見出しタグを効果的に使うことで、要点を検索エンジンに要領よく伝えることができます。数字を変えることで、大見出しや小見出しのように、見出しにランクをつけることも可能です。

大見出しの内容：　<h1>法人のお客様向けサービス・業務内容</h1>

中見出しの内容：　<h2>税務・経営相談</h2>

小見出しの内容：　<h3>契約プラン・料金</h3>

数字が小さいほど、見出しのランクが大きくなります。見出しタグを使う場合、入れ子構造を意識しましょう。

4. 画像タグ　<img />

画像を設置する際に使用するタグです。オフィスの画像を、Googleが「オフィス」と認識できるのは、この画像タグにテキスト情報が記載されているから。Googleクローラーが、カメラなどで読み込んで判断しているわけではありません。

「何の画像か」を設定するのが、画像タグの中の”alt”（代替テキスト）です。画像検索にも反映され、耳が聞こえない方の読み上げ機能にも使われますので、ユーザビリティを向上させるためにも設定しましょう。

<img src=“画像ファイルのURL” alt=“何の画像かを説明するテキスト””/>

ご紹介した4つのHTMLタグの設定は、今すぐにでもできる代表的な内的SEO。簡単な設定でも、効率よく、無料で、アクセス数の向上につながるので、ぜひお試しください。