会計事務所のホームページ 公開後の運営方法とおさえておきたい注意点
会計事務所のホームページが完成し、遂に公開! 達成感溢れる瞬間です。しかし、本当に大切なのは、公開後。定期的なメンテナンスや更新作業、保守や管理など、すべきことがたくさんあります。
ホームページの担当者が1人であれば、忘れないために。担当者が複数であれば、情報を共有するために。ホームページの管理・運営方法を決めておきましょう。
今回の話の目次
1. 会計事務所内のホームページ担当者と運営ルールを決める
ホームページの管理画面では、複数の管理者を設定できる場合と、1つのアカウントを複数人で使用する場合があります。いずれの場合も、誰が管理画面にログインできる状態にあるかを把握することが大切です。
ホームページの管理同様、サーバーの管理者も決めておきましょう。サーバーは、ホームページだけでなく、メールも管理する場合があります。どちらも重要な情報ですので、「誰でも操作できる状態」は避けなければなりません。
2. お知らせやブログをマメに更新する
ホームページの閲覧数をアップさせるもっとも効果的な方法は、質の高いコンテンツを定期的に提供すること。つまり、読者が求める情報をお知らせやブログで発信し続けることが大切です。税法が改正した時や、消費税率が変わるときなどは、正しい情報をタイムリーに伝えましょう。
定期的なブログの更新は想像以上に大変なので、更新の頻度やルールを決めることをお勧めします。長い文章を書くことが大変という場合は、SNSと連動させるのも1つのアイディアです。
3. お問い合わせをチェックする
お問い合わせフォームを設置していれば、こまめにチェックしましょう。問い合わせ内容がメールに転送されるよう設定すると、受信に早く気づくことができます。返信担当者を決めることも大切です。「誰かが対応しているだろう」と、全員が放置した状態が続いてしまいます。
4. リンク切れをチェックする
国税庁や法務省のホームページ、税金や会計に関する書籍の購入ページなどのリンクを貼付している場合、リンク先が有効かどうかを定期的にチェックしましょう。リンク先のホームページに「表示できません」というエラーメッセージが表示される状態を「リンク切れ」といいます。リンク切れが多いと、検索エンジンにおける評価が下がってしまいます。
5. 費用を見直す
一度ホームページを作成すると、利用しているCMSを変更するのは大変です。しかし、サーバーのプラン変更などは、比較的簡単に行うことができます。サーバーやドメインの管理費は固定費であるため、できるだけ抑えたいところ。定期的に固定費を見直すことが大切です。
6. ホームページのリニューアルを検討する
公開してから長い年月が経ったら、リニューアルを検討しましょう。現在、多くの人がスマートフォンからホームページを見ています。あなたの会計事務所のホームページは、スマートフォンに対応していますか。時代やニーズにあったホームページの作成を心がけましょう。
会計事務所にとって、ホームページの管理は本業ではないため、ついつい後回しになってしまいます。ルールを決め、より良いホームページを作っていきましょう。
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