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税理士事務所のホームページ作成して売上を上げるためにお金をもらうポイントを後ろにずらそう!

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この記事は720回閲覧されました。
書いた人: 大野 晃
2017.10.12

質問者
質問者
税理士事務所のホームページを作成するときに大事な事はなんでしょうか?
大野 晃
大野 晃
お金をもらうポイントを後ろにずらす税理士事務所経営戦略を考える事ですね!
質問者
質問者
お金をもらうポイントをずらす?
大野 晃
大野 晃
最初から税理士事務所としての顧問契約締結を営業の時に打診するのではなく最初に無料又は低価格でお手伝いしてあげ信頼を築く事が凄く大事かなと思います。Wi-Fiを契約してもらうためにPCゼロ円プレゼントみたいなものです
質問者
質問者
なるほど最初に得させてあげるから契約をお願いしますGIVE&TAKEの精神ですね!
大野 晃
大野 晃
はい!そうです!税理士事務所のホームページでよく見かける手法を2つ事例を出してご紹介させていただきます。

設立手数料0円で会社設立と表記されている税理士事務所のホームページ作成について

税理士事務所のホームページを見ていると「手数料0円で会社設立 最短1日」と言う表記をよく見かけると思います。

初めて見た人は会社設立手数料0円!?赤字じゃん!!と思いますよね。

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ではなぜ会社設立手数料0円の税理士事務所のビジネスモデルを可能にしているかと言うと会社設立は手数料を無料でお手伝いする代わりに会社設立後は税理事事務所の顧問契約を締結してくださいと言う約束が交わされる前提があるからです。

このモデルはお客様にとっては絶対的に得なモデルだなと感じます!

昔は司法書士さん数十万円支払って会社設立をしていたのが今では数十万円の経費がいらない、そして元々税理士事務所に顧問契約を依頼しようと考えていた人は一石二鳥と言うわけです。

また、会社設立に特化して税理士事務所を経営している所に依頼する事により創業時のアドバイス 例えば創業融資 創業補助金 どこの金融機関で口座をどのようにつくればよいか?なども併せてアドバイスをもらえるため起業家にとってより安心して会社設立ができスピード感を持って本業に邁進できる時代になったのかなと思います。

月額1万円~の税理士事務所のホームページ作成について

起業当初は安価な顧問料でGIVEをして企業が成長したら通常の顧問料にしてくださいと言うビジネスモデル!

こちらも後でしっかりお金をいただくと言う事がポイントです!

月額1万円とても税理士事務所経営的に利益が出ないよ・・・

と思われる方も多いと思います。

いーえ利益が出る仕組みになっています!

それは当社団法人代表理事の藏田経営会計事務所の藏田先生が月額1万円~で利益が出ている事を立証されています。下記の料金表を見ていただければ納得すると思いますが

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月額1万円プランについては年商300万円未満のお客様のみ適用で意外に多いボリュームゾーンの年商2000万円以上は普通の税理士並みに月額35000円 決算料金15万円~となっています。

なので、超スタートアップ時期には低価格でお手伝いしますが企業が成長したら普通に顧問料金をくださいと言うモデルになっています。

え?企業が成長するまで低価格で疲弊しなくてはいけないの?

企業が成長しなかったらずーっと月額1万円なの?・・・

実を言うと企業が成長しなくても大丈夫なのがこのモデルの利点です!藏田先生曰く年商300万円未満が1番利益率が高いゾーンだとおっしゃっていました。

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年商300万円未満 免税事業者で仕訳数も少ない 節税提案もほぼほぼいらないと手間がかからずリスクが低いゾーンですからね!

また訪問もないため完全来社型にしているのも利益が出るポイントになっている要素です。

一般社団法人中小企業税務経営研究協会
代表理事で税理士の藏田先生のホームページです。

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まとめ

上記①でお話しした税理士事務所のホームページ作成する戦略として会社設立手数料0円をフロント商品にしてバックエンド商品として税務顧問契約と言う戦略ですが私個人的には今からこの市場に参入するのはお勧めしません!

なぜならレッドオーシャンと言って競合税理士事務所がこの市場は多すぎるのと会社設立支援を本当に専門的に年間に沢山の件数をこなしてノウハウを貯めて効率化しないと仕事として大変なあげく、競合税理士事務所に資金力と体力とブラディングで新規参入税理士では勝ちにくい市場かなと思います。

また会社設立のお客様をリスティング広告で獲得していくパターンがポピュラーとなりますが年間何千万円と広告費を投下している税理士事務所もあるため、資金力勝負となったら勝ち目は中々ないでしょう…

全国に会計事務所の拠点がある場合には広告投資効率もよいため、そもそも1税理士事務所の場合には投資効率と言う視点で考えても厳しいです。

それに対して、藏田先生の月額1万円~のモデルは藏田先生だけでなく一般社団法人中小企業税務経営研究協会の会員さん(一般社団法人中小企業税務経営研究協会の会員様は藏田先生の文章とデザインをコピーする権利を貸与しています。)が藏田先生のホームページテンプレートを使用してリスティング広告を上げた翌日からお問い合わせが来た事例をレポートにまとめましたので下記URLから無料プレゼントとなりますので取得してください。

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>> 開業1年4ヶ月で35件の顧問獲得!無料PDFプレゼント

上記は一般社団法人中小企業税務経営研究協会の正会員の高田先生のインタビューとなります。他の会員様も基本的には藏田先生のホームページテンプレート方式で成功しています。

なぜ藏田先生モデルが2017年の今も色褪せずに競合が出ずに継続して売上を上げられ続けているかと言うと、大きい税理士事務所にとっては低価格戦略なので魅力のない市場、成熟している税理士事務所では既存の顧問先との兼ね合いがあるので低価格顧問料金表を表記したくない、月額1万円~で本当に利益が出るのかという実態を知らない不安等が参入障壁になっていると考えられ、特に何のしがらみもない新人税理士事務所にはとても有利な市場なのかなと思います!

このモデルは記帳代行が前提の為、従来は会計入力スタッフを抱えているところが有利でしたが現在はストリームドみたいな翌日に仕訳完了してくれる人工知能スタッフと言う第二のスタッフがいるため新人税理士事務所でも十分に記帳代行を受けられるようになってきました。

>> 人工知能時代!会計事務所でパートさんを雇用する必要性はあるのか?!

成熟税理士事務所でも顧問先との兼ね合いをよい意味で開き直って第二創業感覚で攻められるのであれば経営セーフティネットとして経営的精神安定材料になるかなと思います。

何が経営精神安定材料かと言うと藏田先生方式尾ホームページにリスティング広告を投じればお問い合わせが直ぐに来ると言う安心感、つまり経営に行き詰った時はこのツールがあるから大丈夫と思えることは精神的な安定剤となると思います。

以上 税理士事務所のホームページ作成して売上を上げるためにお金をもらうポイントを後ろにずらそう!でした!

税理士事務所のホームページ作成する戦略は分かったけど税理士事務所のホームページ作成は自分でホームページを作成するか、それともホームページ業者へ依頼するか検討している方はこちらのコラムを参考にしてください。

>> 会計事務所のホームページ作成は業者に任せた方がよいか?!

また、藏田先生方式で集客が増加しすぎてリソース的に今後どうすればよいかと悩んでいる方はホームページ集客を停止した事例が書いているコラムを見てみてください。

>> 会計事務所が売上アップした後集客を停止する勇気が必要!?集客停止中の大失敗!?

 

質問者
質問者
会社設立手数料0円ビジネスモデルのからくりはわかりましたが会社設立マーケットは競合だらけですね・・・とても参入できそうもないです・・・
大野 晃
大野 晃
そうなんです、なので低価格戦略マーケットから参入した方がマーケティング初心者の税理士事務所はおススメです! このマーケットで顧問先を20件以上程度獲得できて安定してきたら差別化戦略などのマーケットに移行するとよいかなといつも藏田先生とお話ししています。

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この記事を書いた人
大野 晃
大野 晃

一般社団法人中小企業税務経営研究協会 理事

ITA大野税理士事務所 税理士
株式会社CHANGE 代表取締役社長
レッドスターコンサルティング株式会社 代表取締役社長

保険サービスシステム株式会社 税理士向けインタビュアーとして、今まで30人以上の優れた税理士に突撃インタビュー。

飲食専門というニッチな分野に特化し、顧問を継続的に獲得し続ける税理士事務所のモデルを確立。単なる飲食業特化ではなく、業界初の「開業融資特化」で、1年で200件引き合い顧問契約40件獲得を実現。

船井総合研究所の会計事務所の表彰で、ITA大野税理士事務所が「2015年 会計事務所最優秀賞」を受賞する。

注目の若手税理士として、税理士向けセミナーの講師やメディアへの出演も多数。

著書に、「繁盛する飲食店が必ずやっている開業資金の調達方法」(秀和システム)、「税理士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」(秀和システム)がある。

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