会計事務所のホームページ 更新前のブログはここをチェックしよう!
会計事務所のブログは、クライアントや経理の担当者、求職者など、多くの人に読まれています。せっかく税金や会計に関する高い専門知識があっても、文章でしっかり表現ができなければ、会計事務所の良さは伝わりません。
文章を正しく書くこと、わかりやすく伝えることは、税理士や会計事務所のスタッフにとって重要なスキルです。更新しようとしているブログ、分かりやすく書けていますか?
もう一度、更新前にチェックしてみましょう。チェックポイントを5つご紹介します。
1. 税金や会計の専門用語は使わない
会計事務所では日常的につかっている言葉でも、会計の知識がない人にとっては分からない言葉がたくさんあります。文中に専門用語や難しい言葉がないか、チェックしてみましょう。
専門用語や業界用語は、できるだけ使わないように。「誰にでもわかるように書く」というのは、とても難しいことですが、ホームページを見ているのは税金や会計に精通している人ばかりではありません。
読者を想定した文章を意識して書くことが大切です。どうしても専門用語をつかいたい時には、注釈を入れて説明したり、例文を加えたりすると親切です。
2. 箇条書きや改行を効果的につかう
会計事務所が発信するブログは、法改正や仕訳のポイントなど、テーマが多岐にわたります。書きたいことがたくさん!という場合でも、かならずトピックは絞りましょう。
文がツラツラと続いていては、要点が分かりにくいだけでなく、読者が「読みたい」と感じずにホームページを離れてしまう可能性も。
箇条書きや改行をつかい、ビジュアル的にも見やすい記事に仕上げましょう。
3. 記事内の文体を統一する
語尾を「です・ます」にするのか、「だ・である」にするのか、記事内で文体を統一しましょう。会計事務所をはじめとした士業では、「です・ます」が一般的です。記事内で文体が変わると、読者は違和感をおぼえます。
強調するときに、あえて「だ・である」調をつかうという手法もありますが、基本的な文体は揃えることが大切です。記事内だけでなく、トップページやサービス内容ページなども確認し、ホームページ全体の統一も図りましょう。
4. 誤字脱字をチェックする
見落としがちな、誤字脱字。ブログを更新する前に、上司や同僚などに一度目を通してもらうことをオススメします。人名や地名、会社名などの固有名詞は絶対に間違えないよう、特に気をつけて見直さなければなりません。勘定科目では、「預り金」と「(普通)預金」などの間違いが起こらないよう、正しく記載することを心がけてください。
5. 過度な装飾は避ける
テキストに色をつけたり、フォントサイズを大きくしたり……。一目でポイントがわかるよう、見やす区する工夫は必要ですが、過度な装飾はNGです。装飾があまりに多いと、どの部分が重要なのか分からなくなってしまいます。フォントの色はたくさんの種類がありますが、2~3色に絞って、ルールを決めて使い分けましょう。
また、明朝体やゴシック体などのフォントを多用するのも良くありません。基本的には1つのフォントを使い、強調したいときは「太字」や「斜体」でアクセントをつけます。明朝体をつかうと落ち着いた雰囲気に、ゴシック体をつかうとポップな雰囲気になります。会計事務所のホームページでは、明朝体がオススメです。
会計事務所が発信するブログで大切なのは、読者にとって有益な情報が記載されてあること、そして分かりやすく書かれていることです。執筆したブログはすぐに更新せず、ほかのスタッフに読んでもらったり、翌日もう一度確認したりすると、記事がより洗練されます。
ご紹介したポイントを確認し、読者にとって親切なブログの更新を心がけましょう。
- 税理士事務所を開業するときに迷う会計ソフト&税務ソフトとは?
22,804ビュー - 実体験談!税理士事務所を開業するのに必要な資金はどれくらいなのか?(高田寛税理士編)
11,595ビュー - リアル税理士開業体験談!『税理士事務所を開業するのに事務所は必要?それとも自宅開業?』 高田寛税理士編
6,300ビュー - 税理士で開業するすばらしさ
5,618ビュー
- 顧問先0件から税理士開業して年間43件顧問契約を獲得した実録体験談! 4,669views!
- リアル税理士開業体験談!『税理士事務所を開業するのに事務所は必要?それとも自宅開業?』 高田寛税理士編 6,300views!
- 税理士事務所を開業して税理士仲間と仲良くするメリットとは? 3,105views!
- 税理士事務所を開業するときに迷う会計ソフト&税務ソフトとは? 22,804views!